暮らしの中で輝き続ける、
商人が産んだ焼き物。
江戸時代中期に桑名の商人であった沼波弄山が、茶の趣味が高じて、現在の朝日町に窯を築き、茶器を焼いたのが始まりとされています。そして自分の作品が永遠に伝わるように願いを込め、「萬古不易(ばんこふえき)」の印を押したのが、萬古焼の名の由来です。萬古焼は、陶器と磁器の中間的な性質を持つ半磁器に分類され、大きな特徴は耐熱性にあります。直火にかけたり空焚きしたりしても十分に耐え得るものであり、その耐熱性を活かし、土鍋等の調理器具が数多く生産されています。
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概要
工芸品名 四日市萬古焼(よっかいちばんこやき) 工芸品の分類 陶磁器 主な製品 急須、茶器、花器等 主要製造地域 四日市市、桑名市、鈴鹿市、いなべ市、員弁郡東員町、三重郡菰野町、朝日町、川越町 イベント ばんこの里フェスタ(毎年2月開催) 開祖 沼波弄山 -
関連団体・連絡先
萬古陶磁器工業協同組合
〒510-0032 三重県四日市市京町2-13
TEL 059-331-7146