三重県伊勢形紙

図柄の芸術性から、
美術工芸品としても価値の高い形紙。

伊勢形紙は、柄や文様を着物の生地に染めるために用いる形紙で、千年余りの歴史を有しています。柿渋を用いて和紙を貼り合わせた紙に、細かい刃先の彫刻刀で着物の文様等を丹念に彫り抜いたもので、作るには高度な技術と熟練の技が必要です。形紙の彫り方には、錐彫り、突彫り、引彫りなどの技法があり、柄の種類によって使い分けます。近年では染色用具としてだけではなく、インテリアとしても用いられることもあります。

  • 概要

    工芸品名 伊勢形紙(いせかたがみ)
    工芸品の分類 工芸材料・工芸用具
    主な製品 染色用具、美術工芸品、インテリア
    主要製造地域 鈴鹿市
    イベント 匠の里・伊勢型紙フェスタ(毎年11月開催)
    開祖 不明
  • 関連団体・連絡先

    伊勢形紙協同組合

    〒510-0254 三重県鈴鹿市寺家3-10-1 鈴鹿市伝統産業会館内
    TEL 059-386-0026
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