三重県伊賀くみひも

さまざまな組台を用いて編み上げる、
繊細な美しさを持つ組紐。

伊賀くみひもは、絹糸を主に金銀糸などを組糸に使い、角台・丸台・高台などの伝統的な組台を用いて繊細な美しさをもつ紐に編み上げたもので、「帯締」など和装に欠かせない工芸品として今に受け継がれています。その起源は奈良時代以前にさかのぼるといわれ、当初は経巻や仏具・神具の紐として用いられました。伊賀地域の気候は養蚕に適していたこと、また文化の中心である京都に近いことなどもあり、明治時代中期から本格的に産業として発展しました。

  • 概要

    工芸品名 伊賀くみひも(いがくみひも)
    工芸品の分類 繊維製品
    主な製品 帯締め、羽織紐等
    主要製造地域 伊賀市、名張市
    イベント
    開祖 不明
  • 関連団体・連絡先

    三重県組紐協同組合

    〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内116-2 伊賀伝統伝承館内
    TEL 0595-23-8038
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