飛騨の匠が脈々と受け継ぐ、
彫刻刀の技の極み。
一位一刀彫の起源は、天平の昔から奈良や京の都などで社寺の造営に力をふるった「飛騨の匠」たち。現在でも有名な高山祭の屋台の彫刻にその技を見ることができます。その後、江戸末期に活躍した高山出身の根付彫刻師である平田亮朝、松田亮長らによって盛んになりました。一位一刀彫は木目が美しく、次第に茶褐色になり艶が出てくる「一位の木」を材料に、加飾、着色をせず、彫刻刀の技のみで鋭く彫り上げ作品を表現していくのが特徴です。
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概要
工芸品名 一位一刀彫(いちいいっとうぼり) 工芸品の分類 木工品・竹工品 主な製品 茶道具、置物、面 主要製造地域 高山市、飛騨市、下呂市 イベント 開祖 不明 -
関連団体・連絡先
飛騨一位一刀彫協同組合
〒506-0011 岐阜県高山市本町1-10 津田彫刻内
TEL 0577-35-0321