岐阜県飛騨春慶

木肌の素朴な美しさと、
透漆塗り技法のハーモニー。

16世紀の初頭、大工棟梁・高橋喜左衛門が献上した盆に、漆工の成田三右衛門が透漆で塗り上げたのが始まり。漆器と言えば「黒」や「赤」が多く知られていますが、飛騨春慶は良質の木材だけが持つ木肌の素朴な美しさと、透明感のある淡黄金色を放つ透漆塗りの技法が見事に融合し、飽きのこない風合いをかもしだしています。栃、檜、椹などが使われ、柔らかい色合いをしたものが多く、使うほどに増す色艶も魅力です。

  • 概要

    工芸品名 飛騨春慶(ひだしゅんけい)
    工芸品の分類 漆器
    主な製品 盆、花器、重箱、菓子器等
    主要製造地域 高山市、飛騨市
    イベント
    開祖 高橋喜左衛門、成田三右衛門
  • 関連団体・連絡先

    飛騨春慶連合協同組合

    〒506-0858 岐阜県高山市桜町72 有限会社福壽漆器店内
    TEL 0577-32-0290