三重県鈴鹿墨

昔ながらの製法で作られる、
書道家愛用の深みある墨。

延暦年間、鈴鹿の山々で産した松脂(松やに)を燃やして煤をとり、墨を作ったのが始まりと伝えられています。江戸時代に諸大名の家紋を書くための上質の墨が必要になったことや、寺子屋の普及により需要が急増。その後、紀州候の保護を受けて発展しました。鈴鹿の気候風土が墨作りに適したものであることから発色のよさが特長として知られ、上品で深みがあり、基線とにじみがマッチすることから多くの書道家に愛用されています。

  • 概要

    工芸品名 鈴鹿墨(すずかすみ)
    工芸品の分類 文具
    主な製品 和墨
    主要製造地域 鈴鹿市
    イベント 鈴鹿墨展(毎年9月開催)
    開祖 不明
  • 関連団体・連絡先

    鈴鹿製墨協同組合

    〒510-0254 三重県鈴鹿市寺家5-5-15
    TEL 059-388-4053